効果の強さで選ぶ・おすすめの解熱鎮痛剤
痛み止めや解熱剤は、商品によって作用の強さが異なります。
選んだ薬が効かない場合や痛みが激しい時には、より鎮痛作用の強い商品を選択してください。
お悩み宅急便で扱っている痛み止めは市販薬・処方薬と同じ成分で作られていますが、成分量は市販と同じ~処方よりも多めと幅広くご用意!
また処方でしか手に入らない強い痛み止めも、当サイトでは処方箋なしで購入可能です。
「市販薬では痛みが抑えられない」という人は、海外製の痛み止めがおすすめです。
ただし、の強い痛み止めは副作用が現れやすい点に注意が必要です。
特に胃や腹部の痛み・不快感が現れやすいため、効果と副作用のバランスを考慮した上で自分に合った痛み止めを選びましょう。
こんな時におすすめ | とにかく強い薬が欲しい | 早くしっかりと痛みを抑えたい | 生理痛がつら過ぎる | 副作用が少なく、安全な鎮痛剤が欲しい | |
強さ | 強 < < > > 弱 | ||||
商品 | |||||
ボルタレン | ロキソニン | アートリル | カロナールジェネリック | ||
同じ成分の市販薬 | ボルタレン | ロキソニンS | イブA錠 | タイレノール | |
最大成分量 | 海外通販 | 25mg | 60mg | 400mg | 500mg |
市販 | なし | 60mg | 200mg | 300mg | |
即効性 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | |
副作用 | 強 | 強 | 中 | 弱 | |
価格 (目安) |
1回80円 | 1回89.9円 | 1回50円 | 1回32円 |
眠くならない解熱鎮痛剤は?
眠くなる痛み止めのほとんどが市販薬で、鎮痛作用を補う成分・アリルイソプロピルアセチル尿素が入っていると眠気が起きやすくなります。
有効成分のみで作られている解熱鎮痛剤では眠気が起きることはありませんが、不眠を生じる可能性があります。
片頭痛には専用の鎮痛剤がおすすめです
痛みの原因が片頭痛の場合には、ロキソニンやボルタレンを使用しても鎮痛できない場合があります。
頭の片側または全体でズキンズキンとしたリズミカルな痛みが定期的に起こる人は、片頭痛薬を試してみましょう。
商品 | |||||
イミグラン | リザクト | レルパックス | ナラミグ | ゾルミスト点鼻薬 | |
有効成分 | スマトリプタン | リザトリプタン | エレトリプタン | ナラトリプタン | ゾルミトリプタン |
即効性 | 〇 | ◎ | 〇 | △ | △ |
持続時間 | △ | △ | 〇 | ◎ | 〇 |
副作用のリスク | 高 | 低 | 低 | 低 | 中 |
痛み止めの購入方法
痛み止めは1.市販、2.病院処方、3.海外通販で購入でき、どこで買っても同じ有効成分で作られた商品が購入できます。
違いは主な有効成分の配合量や、他の有効成分が混合しているかどうかです。
市販 | 病院処方 | 海外通販 | |
有効成分の量 | 少 | 多 | 多 |
他の成分 | あり | なし | なし |
保険適用 | なし | あり | なし |
市販
・今すぐに痛み止めが必要
・胃に優しい薬が欲しい
市販の痛み止めはドラッ
グストアのほか、楽天やAmazonといった通販サイトでも購入できます。
誰でも購入できる市販薬は、効果よりも安全性を重視して作られています。
処方薬と比べて有効成分量が少ないため、人によっては鎮痛効果が弱いと感じる場合もあります。
市販のメリット | ・いつでも買える ・誰もが負担なく服用できるよう工夫されている |
市販のデメリット | ・人によって効果が弱い場合がある ・眠気が起きやすい商品がある |
病院処方
・痛みが強すぎて市販薬では効かなかった
・痛みを引き起こしている持病がある
病院で処方される痛み止めは、患者一人ひとりの状態に合わせて選定されます。
例えば、歯科で抜歯後に出される痛み止めと、風邪で発熱した際に内科で出される解熱剤は異なります。
また、必要な場合には胃薬を一緒に出してもらえることもあります。
病院では症状や体質に合わせた処方が行われるため、安心して効果の高い治療が受けられます。
処方のメリット | ・症状に合わせた痛み止めが処方される ・必要があれば併用薬も処方される ・痛みの原因から治療することも可能 |
処方のデメリット | ・痛み止めだけ必要であっても、診察費や調剤費などさまざまな費用がかかる ・痛み止めが必要なタイミングで受診できないかもしれない |
海外通販
・市販薬では効かなくなってきた
・痛み止めを出してもらうために通院するのは面倒
・頻繁に痛み止めを使うので、安く買ってストックしておきたい
海外通販は、海外で販売されている痛み止めを取り寄せる個人輸入という方法で、法的に認められた安心・安全な行為です。(厚生労働省-医薬品等の個人輸入について)
海外通販で買える痛み止めは体の大きな欧米人向けに作られていて、有効成分が多く配合されています。
比較的小柄な体形の日本人にとっては用量が多く作用が強いため、市販薬では効果が弱いと感じている人におすすめです。
また、通常であれば病院でしか扱われていない痛み止めも、海外通販では処方箋不要で購入可能。
慢性的に痛みが起こる人は、わざわざ病院へ足を運ぶことなく強い鎮痛剤を常備しておけます。
海外通販のメリット | ・成分量が多く鎮痛作用の強い薬が買える ・市販されていない鎮痛剤が買える |
海外通販のデメリット | ・注文から配達完了まで2~3週間ほどかかる ・欲しい時すぐに届かない |
痛み止め・解熱剤について
頭痛や生理痛、風邪による発熱、関節痛など、痛みの現れ方には違いがありますが、痛みの原因は同じでプロスタグランジンという痛み物質の過剰生成です。
痛み止めの役割は、プロスタグランジンを合成する酵素・シクロオキシゲナーゼの働きの抑制です。
痛む部位が異なっていても共通して効果が得られるので、痛み止めが1つあればさまざまな痛みに対処できます。
痛み止め・解熱剤の効果
頭痛、生理痛、歯痛、関節痛などの緩和、解熱
痛み止めや解熱剤は、1つの商品でどのような痛み・発熱にも対処できます。
ただし薬剤の有効成分の種類や量によって、解熱・鎮痛効果が弱く感じる場合もあります。
期待している効果が得られない場合には、服用量を増やしてみる、または種類を変更してみましょう。
服用方法
痛み、発熱時に指定の量を服用する
4~6時間の服用間隔を空ける
症状が出たらすぐに、水またはぬるま湯で服用します。
ただし、薬剤によっては空腹時に服用すると胃の痛みや不快感を伴う可能性があります。
なるべく空腹時を避けて服用するか、軽めの食事を摂ってから服用してください。
副作用
胃腸症状、喘息発作、腎機能障害など
痛み止めの代表的な副作用は胃腸症状です。
プロスタグランジン抑制作用によって胃粘液の分泌量が減少するためで、胃痛や消化不良などが起こりやすくなります。
胃が弱い人は、市販の胃薬を併用しても構いません。
痛み止め・解熱剤の注意・禁忌
有効成分にアレルギーがある人は服用禁止
薬剤によっては、消化潰瘍のある人・アスピリン喘息のリスクがある人なども服用できない場合があります。
服用に際して不安がある場合には、医師や薬剤師にご確認ください。
片頭痛薬について
片頭痛の改善に用いられるトリプタン系薬剤は、セロトニン受容体作動薬のひとつで一般的な解熱鎮痛剤とは痛みを抑える作用が異なります。
片頭痛は、セロトニンの過剰分泌による血管の収縮と急激な拡張によって起こります。
セロトニンが増加する原因にはホルモンバランスの乱れやストレスなどが考えられていて、血管が拡張されると三叉神経が圧迫されて刺激となり、血管周辺での炎症を引き起こします。
トリプタン系薬剤はセロトニンに作用し、血管収縮・抗炎症作用によって痛みを取り除きます。
痛みの原因に作用するため、頭痛が起こる前に服用しても予防効果は得られません。
痛みが発現してから早い段階で服用することで、高い鎮痛効果を発揮します。
服用方法
痛みに気づいたらすぐに服用する
痛みが軽いうちに片頭痛薬を服用すれば悪化することなく痛みが引いていきますが、服用が遅れると痛みの範囲が広がってしまいます。
片頭痛は、痛みが起こる前に視界にギザギザと光る模様が見える前兆症状(閃輝暗転/せんきあんてん)が現れる場合もありますが、この時点での服用は早過ぎるため鎮痛効果が得られません。
服用のタイミング
・前兆症状(閃輝暗転)が出た少し後で
・頭を軽く揺らしてみて鈍い痛みを感じる
副作用
眠気、倦怠感、痛み、動悸、悪心、めまい、感覚障害 など
ほかに、重大な副作用として虚血性心疾患様症状やてんかん様発作、頻脈などが報告されています。
注意・禁忌
・心疾患や血管障害、血圧障害、肝機能障害のある人は服用できません
・ほかの5-HT1B/1D受容体作動薬との併用は禁止されています
・マクロライド系抗生物質
・抗真菌剤
・カルシウム拮抗剤
・副腎皮質ホルモン剤
・抗てんかん剤、抗うつ剤
片頭痛薬は血流に作用するため、心血管機能に異常がある人は服用しないでください。
また投薬治療中の人は、片頭痛薬の服用について事前に医師へご相談ください。
痛み止め・解熱剤についてよくある質問
痛み止めを飲んだあと、次の服用までに何時間あけたらいいですか?
薬に含まれる成分や量によって作用の持続時間は異なり、服用間隔も違ってきます。
通常は4~6時間ほどの間隔をあけますが、商品の服用方法をよく確認した上で服用してください。
妊娠中や授乳中に痛み止めを服用できますか?
痛み止めを妊娠後期に服用すると、胎児の動脈管(胎児の心臓から心臓へ血液を運ぶ役割)が閉じてしまうほか、羊水の量が極端が減少する恐れがあります。
胎児の健康に大きな影響をおよぼす危険性があるので、どうしても痛みを抑えたい場合は医師に相談してください。
授乳中の方は、薬の成分が体内から抜けてからであれば問題ありません。薬の血中濃度の推移について確認してから、服用・授乳するようにしましょう。
喘息持ちですが、アスピリン喘息かどうかはわかりません。痛み止めは使わない方がいいのでしょうか?
アスピリン喘息は、それまでに非ステロイド性抗炎症薬によってアレルギー症状や喘息が出たことがあるかどうかによって判断します。既往歴がなくても、ある時期に突然発症することがあるので注意が必要です。
アスピリン喘息では副鼻腔炎や鼻茸(鼻の奥側にできるポリープ)を併発することが多いので、レントゲンや内視鏡で調べることができます。
また、専門機関で非ステロイド性薬剤の負荷試験を受け、喘息発作が出るかを調べるという方法があります。
風邪の症状で熱もあります。市販の風邪薬といっしょに痛み止めを飲んでも大丈夫ですか?
解熱作用をもった痛み止めは多くありますが、風邪薬にも解熱成分が含まれている場合があります。両方を同時にもしくは近いタイミングで服用すると、効果が強くなり過ぎて身体に負担をかけてしまいます。
自己判断で痛み止めとほかの薬を併用することは控え、症状が続く場合には医療機関を受診しましょう。
痛み止めはいつ飲んでもいいですか?
痛み止めの服用タイミングは特に指定されておらず、痛みが出たらすぐに服用します。
しかし、非ステロイド性抗炎症薬の中には胃に負担をかけるものもあるので、胃が弱い方は食後すぐに服用するといいでしょう。
痛みの発現と食事のタイミングが合わない場合には、牛乳やヨーグルトを摂取してから服用すると胃へのダメージを軽減できます。非ステロイド性抗炎症薬以外の薬は、牛乳を一緒に服用すると効果を強めたり弱めたりすることがあるので水かぬるま湯で服用してください。