男女別・通販で買えるおすすめのホルモン剤
ホルモンは体内で分泌される物質で、心身を健康で若々しく維持するために重要な役割を持っています。
男女ともに、年齢を重ねてホルモン量が低下すると更年期障害と呼ばれる不調が現れるほか、若くてもホルモン量が減少すると月経や妊娠に異常をきたしてしまいます。
ホルモンの乱れにより体調が不安定になっている人には、ホルモン剤の活用がおすすめ!
男性は男性ホルモン、女性は女性ホルモンを補うことで、心も体も健やかな毎日が送れるようになります。
男性更年期におすすめのホルモン剤
・価格:飲み薬 < 塗り薬
└ 飲み薬の方が安い!
・効果:飲み薬 < 塗り薬
└ 塗り薬の方がよく効く!
男性用のホルモン剤は飲み薬と塗り薬から選べ、大きな違いは価格と効果の現れ方です。
男性ホルモンは肝臓で代謝されるため、飲み薬は体中に行き渡る前に肝臓で分解されてしまいます。
その分多めに服用する必要がありますが、多量摂取は肝臓に負担をかける原因となります。
反対に塗り薬は、費用はかなり高いものの体内への吸収効率がよく、肝臓への負担も少なく済みます。
選ぶコツ | コスパ重視の人に! 【飲み薬】 |
効果を重視する人に! 【塗り薬】 |
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代表的な商品 | ||||
セルノス | アンドリオール | セルノスジェル | テストステロン補充ジェル | |
4,270円 (30錠) |
8,540円 (60錠) |
4,490円 (14包) |
16,500円 (30袋) |
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効果の強さ | ホルモンの吸収率が低く、効果を求めるなら多めの摂取が必要 | 効率的にホルモンを吸収できるので、効果が出やすい | ||
副作用のリスク | 肝臓への負担が大きい | 肝臓への負担が少なく済む | ||
コスパ (目安) |
1日 約140円~ | 1日 約500円~ |
男性用ホルモン剤の特徴
男性用のホルモン剤は、分泌量が減少したテストステロンを補充します。
テストステロンは、体毛や筋肉、精力などに現れる男性らしさのもと。
気力の低下や気分の落ち込みを改善したり、身体づくりを補助したりする効果が望めます。
効果 | 男性更年期障害(LOH症候群)の改善 筋肉量の増加 性欲・性衝動の亢進 |
副作用 | 頭痛、めまい、高血圧、体重増加、ニキビ、抑うつ など |
注意・禁忌 | 他のホルモン剤との併用はできません |
▶ 塗り薬の詳細
▶ 飲み薬の詳細
男性ホルモン剤についてよくある質問
ホルモン療法はいつまで続ければいいですか?もしやめたらどうなりますか?
ホルモン補充療法では、投与継続を制限する期間はありません。
治療によるメリットが上回っており、リスクについても十分に理解している場合は、投与を続けてよいとされています。
また、急に投与をやめると症状がぶり返す可能性があります。ホルモン剤の服用を中断する際には、医師に相談しましょう。
男性のホルモン療法は何歳まで可能ですか?
ホルモン療法は、男性更年期障害が出てくる40代を目安に始めることが多く、その後80代までと幅広い年代の人が受けられます。
男性ホルモンを増やすにはどうしたらいいですか?
男性ホルモンを増やすには、下記の手法が有効です。
1.筋トレを行う
2.睡眠をしっかりとる
3.亜鉛、タンパク質、マグネシウムなどを十分に摂取する
4.日光浴をする
男性ホルモンの塗り薬は保険適用ですか?
保険適用が認められているのは、注射のみです。
塗り薬や飲み薬は保険が適用されないため、自己負担となってしまいます。
そのため、塗り薬や飲み薬を求める人は海外通販での購入がおすすめです。
女性におすすめのホルモン剤
・飲み薬が一般的だが、副作用には注意
・局所的な症状には塗り薬が便利
女性のホルモン剤には飲み薬と塗り薬があり、使い勝手や費用などによって選択します。
飲み薬と比べて塗り薬の方が副作用は少ないとされていますが、効果の強さはホルモンの配合量で変わります。
選ぶポイント | 【飲み薬】 手軽にホルモン補充を続けられる |
【塗り薬】 膣の潤い不足に効果が出やすい |
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代表的な商品 | |||
プレモン | マレフェMTF | オエストロジェル | |
2,690円 (112錠) |
2,970円 (100錠) |
3,770円 (80g) |
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効果の強さ | ホルモン不足による不調全般を改善 | 膣の乾燥を改善 | |
副作用のリスク | 血栓症のリスクがある | 肌に合わない場合がある | |
コスパ (目安) |
1日 24円~ | 1日 83円~ |
女性用ホルモン剤の特徴
女性の体は、妊娠に備えてホルモンの分泌量が日々移り変わっています。
そのせいで心身共に変調が起こりやすくなる(=月経困難症)ほか、更年期になるとホルモン量の減少によってのぼせやほてり、頭痛、肩こり、睡眠障害、気分の浮き沈みなどが起こります。
月経困難症や更年期障害といった女性特有の病気は、女性ホルモンを補充することで緩和や改善が可能。
また女性ホルモンは妊娠の継続にも大きく影響するため、妊娠後の早産予防にも活用されています。
効果 | 男性更年期障害(LOH症候群)の改善 筋肉量の増加 性欲・性衝動の亢進 |
副作用 | むくみ、食欲不振、倦怠感、発疹、めまい、乳房痛、腹痛、体重増加 など |
注意・禁忌 | 乳がんや血栓症の既往歴がある人は服用できません |
女性ホルモン剤についてよくある質問
女性ホルモン補充療法とは何ですか?
女性ホルモン補充療法(HRT)は、体内で減少したエストロゲンを薬剤によって補充する療法です。
子宮がある場合は、黄体ホルモンと一緒にエストロゲンを投与します。更年期障害の根本的な治療法として役立ちます。
女性ホルモン剤にはどんな薬品・商品がありますか?
更年期障害の改善に役立つプレモンやマレフェMTF、女性の不妊症を改善する・クロミッドなどがあります。
海外通販では飲み薬と塗り薬などを販売しています。
また、病院では飲み薬や塗り薬の他に、皮膚に直接貼りつけることで効果が得られる・メノエイドコンビパッチという貼り薬などもあります。
女性ホルモンが増えるとどうなりますか?
女性ホルモン(エストロゲン)は成長とともに分泌量が増えて、女性らしい丸みのある体形を作ったり、肌を美しくしたりする作用を発揮します。
しかし、女性ホルモンが増えすぎると子宮内膜が厚くなりすぎて、生理が重くなったり脂肪を蓄えやすくなり肥満に繋がることもあります。
女性ホルモンの薬を飲むとどんな副作用がありますか?
不正性器出血や乳房の張りや痛み、胃のむかつきや吐き気などの副作用があります。
ホルモン療法を始めてから1~3ヵ月で治まることがほとんどですが、不正出血が続く場合は、薬を変更する必要があるため、医師に相談してください。
ピルはホルモン剤ですか?
ピルもホルモン剤です。月経周期をコントロールしている卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類が含まれており、合成ホルモン剤とも呼ばれています。
不妊症の治療におすすめ!排卵誘発剤(クロミッド)
避妊をしていないのになかなか妊娠に至らないという場合には、まずは排卵誘発剤の服用から始めてみましょう。
中でもクロミッドは、不妊治療の初期から人工授精に取り組む時まで幅広く処方されている排卵誘発剤です。
また、排卵の誘発だけでなく精子の生成を促す効果があることから、不妊の可能性がある男性にも処方されます。
女性がクロミッドを服用する場合
クロミッドは、卵子の発育を促して排卵を起こりやすくします。
またクロミッドを服用すると成熟卵ができやすく、排卵障害ではなくても妊娠率を高められます。
クロミッドは、1ヵ月のうち5日間のみ服用します。
服用完了後の排卵予定日の前後に性行為を行い、次の月経が起こらなければ妊娠検査を行ってみましょう。
クロミッドを服用しても次の月経が起きた場合には、用量を増やして5日間服用します。
効果 | 排卵障害の改善 |
服用方法 | ・1クール目 ・2クール目以降(効果がなかった場合) |
副作用 | 下腹部痛、腹部の張り、吐き気、頭痛、目のかすみ など |
注意・禁忌 | 乳癌、子宮内膜癌、血栓症などの人は服用できません |
男性がクロミッドを服用する場合
男性不妊の場合には、クロミッドを服用すると精子や男性ホルモンの生成が促進され、妊娠率を高めることが可能です。
効果が現れるまで、最大6ヶ月間続けて服用します。
ただし、女性ホルモンの作用によって精細胞に支障をきたす恐れがあるため、6ヵ月以上の服用は控えましょう。
効果 | 精子の生成を促す |
服用方法 | 1日1回1錠(50mg)を4~6ヵ月ほど服用する |
副作用 | 男性型脱毛症、女性化乳房など |
注意・禁忌 | 前立腺がん、血栓症の人は服用できません |
排卵誘発剤についてよくある質問
クロミッドを飲んで何日くらいで排卵しますか?
月経周期の5日目から5日間飲むと、12~14日目頃に排卵が起きます。
排卵が起きるまでの期間は個人によって異なりますが、服用完了から14日目頃が平均日とされています。
排卵誘発剤を使った時の妊娠率は何%ですか?
排卵障害を抱える人が排卵誘発剤を使用した場合、妊娠率は60~75%です。
また、排卵誘発剤は排卵している人でも使用でき、服用することで成熟卵ができやすく妊娠率も6%上がることが判明しています。
排卵誘発剤にデメリットはありますか?
排卵誘発剤を使用すると複数個の卵子を排卵する確率が上がり、通常よりも双子を妊娠しやすくなります。
多胎妊娠は母体への負担が大きく、悪阻や早産、妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群といった妊娠中のリスクが高まりやすくなります。
クロミッドは保険適用外ですか?
クロミッドは2022年4月1日から女性の不妊治療において保険適用対象の薬となりました。
また、男性不妊を抱える人に対しても保険が適用されます。
ホルモン剤の購入方法
ホルモン剤は市販から病院、通販までどこでも購入できますが、購入方法によって買える剤形が異なります。
病院、オンライン診療、海外通販では飲み薬・塗り薬の両方、市販や楽天、Amazonでは塗り薬のみ購入可能。
また、購入の手軽さや治療費などにも違いがあるので、「どんな風に治療したいか」によって購入方法を検討してみましょう。
分類 | 病院 | オンライン診療 | 海外通販 | 市販 | 楽天、Amazon |
ココがおすすめ | 体調に合わせたホルモン量の薬を処方してもらえる | 病院処方と同じ薬が通院ナシで買える | 他人に知られることなく更年期治療に取り組める | 試したいタイミングですぐにホルモン剤を買える | 店頭へ行かず、手軽にホルモン剤を試せる |
買える薬 | 塗り薬 飲み薬 |
塗り薬 飲み薬 |
塗り薬 飲み薬 |
塗り薬 | 塗り薬 |
手軽さ | 病院へ足を運ぶ必要あり | 自宅で診察を受けられる | 診察不要で処方薬が買える | 店頭へ行けばいつでも買える | スマホで注文できる |
プライバシー | ほかの患者と顔を合わせる | 顔を合わせるのは医師だけ | 誰とも顔を合わせずに済む | 店員と顔を合わせる | 誰とも顔を合わせずに済む |
医師の診察 | あり | あり | なし | なし | なし |
治療費 | 薬代 検査費用 診察料 |
薬代 送料 診察料 |
薬代 送料 |
薬代 | 薬代 送料 |
薬の受取にかかる日数 | 即日 | 即日~数日 | 2~3週間 | 即日 | 即日~数日 |
病院
・年齢的に体調不良の原因は更年期だと思うがはっきりとは分からない
・避妊していないのになかなか妊娠できなくて不安
・体調不良の原因や必要な薬を正しく知りたい
なかなか妊娠できないけど不妊症かはわからない、更年期障害だとは思うけれどどんなホルモン剤が自分に適しているのか分からない人は、病院を受診してみましょう。
男性なら泌尿器科、女性なら婦人科に相談すれば、症状に合わせたホルモン剤が処方されます。
用法用量についての指示が受けられるほか、体調の変化について顔を合わせて相談できるのが、病院受診の大きなメリット。
ホルモン剤の使用・服用が初めてでも安心して治療を始められます。
また、更年期障害や不妊症だと診断された後は治療に保険が使えるため、経済的にも安心です。
病院のメリット | ・自分の症状に合ったホルモン剤や治療薬を処方してもらえる ・体調について不安なことを医師に直接相談できる ・受診したその日から内服を始められる |
病院のデメリットト | ・仕事や家事の合間に、定期的に通院しなくてはいけない ・知り合いと遭遇する可能性がある ・保険が使えず治療費が高額になる場合がある |
オンライン診療
・医師に相談はしてみたいけど、婦人科を受診するのは抵抗がある
・仕事が忙しく、なかなか受診する時間がとれない
・自分に合ったホルモン剤は欲しいが、誰とも顔を合わせたくはない
オンライン診療では、メールやスマホのテレビ電話などで医師の診察を受け、ホルモン剤を処方してもらうことができます。
わざわざ病院へ足を運ぶ必要がないので、仕事に多忙な人でも受診しやすいのが一番のメリット。
また更年期や不妊というデリケートな症状について、誰にも知られずに治療したいという人にもおすすめです。
ただし、オンライン診療は保険適用外としている病院が多いため、利用前に費用を確認しておきましょう。
オンライン診療のメリット | ・病院へ行かなくても医師に相談ができる ・医師以外の他人と顔を合わせる必要がない ・受診と比べて予約が取りやすい |
オンライン診療のデメリット | ・画面越しの受診なので、細かなニュアンスを伝えづらい ・オンライン診療は保険適用外にしている病院がある |
海外通販
・自分の体に合ったホルモン剤や服用量を知っている
・診察や検査の時間や費用がもったいない、薬だけ欲しい
・毎日飲む薬なので、できるだけ安く買いたい
海外通販は、海外で製造・販売されているホルモン剤を取り寄せる方法で、個人輸入として厚生労働省に認められている行為です。(厚生労働省-医薬品等の個人輸入について)
海外製であっても、日本国内で処方されているホルモン剤と同じ成分で作られているので、効果や安全性、服用方法などは同じ。
それでいて診察・処方箋不要で購入できる手軽さが大きなメリットです。
また、海外では格安のジェネリック医薬品が展開されているため、保険が使えなくても1ヶ月2,650円~と格安で治療を続けられます。
海外通販のメリット | ・診察を受けずにホルモン剤が買える ・余計な費用をかけずに治療ができる ・誰にも知られることなくホルモン剤を買える |
海外通販のデメリット | ・注文から受け取りまで2~3週間ほどかかる ・ホルモン剤の服用や体調の変化について医師へ相談できない |
市販
・手頃に買えるホルモン剤を試してみたい
・わざわざ病院へ行くほどではない気がする
市販で買えるのは塗るタイプのホルモン剤で、第2類医薬品に分類されています。
ドラッグストアにいる店員や薬剤師に声をかけずに購入できるので、「ちょっと試してみようかな」と気軽にホルモン治療を始められます。
ただし市販品に含まれるホルモン量は、処方や海外通販で買えるホルモン剤よりも少なめ。
使ってみて思ったほどの効果が得られない場合には、一度病院を受診してみましょう。
市販のメリット | ・いつでも気軽に買える ・ホルモン量が少なく、副作用の心配も少ない |
市販のデメリット | ・処方薬ほどの効果は期待できない ・ホルモン剤を買っていると店員に気づかれる |
楽天、Amazon
・誰にも会わずに軽めのホルモン剤を買ってみたい
楽天やAmazonといった通販サイトで購入できるのは、市販と同じ塗るタイプのホルモン剤です。
普段使っている通販サイトで手軽に購入できるので、「試してみたいけど、薬局で店員に見られるのはイヤだな」という人におすすめ。
購入できるホルモン剤の成分量は少なめですが、その分安心して使用できるというメリットがあります。
楽天、Amazonのメリット | ・誰にも会わずにホルモン治療を試せる ・使い慣れた通販サイトで簡単に買える |
楽天、Amazonのデメリット | ・処方薬ほどの効果は期待できない |