メインテート（コンコール）

メインテート（コンコール）は、心臓の過剰な働きを抑えて血圧を下げる治療薬です。
高血圧症や狭心症、虚血性心疾患、慢性心不全、頻脈性心房細動を改善します。

【効果】高血圧、狭心症、不整脈など
【有効成分】ビソプロロールフマル塩酸

メインテートは、心臓の交感神経・β受容体を遮断することで心拍を抑制します。
心拍が減少すると、血管や心臓への負担も減り、血液の巡りが改善されます。

また、強い緊張や不安による心拍の上昇からくる動悸や手足の震えにも有効。
あがり症（社会不安障害）の身体症状にも処方されています。

【本態性高血圧症・狭心症・心室性期外収縮の場合】
1日1回5mgを服用します。

【慢性心不全の場合】
1日1回0.625mgから服用を開始し、維持量は1.25～5mgです。
・1回目の増量までは2週間以上、2回目以降は4週間以上の間隔を開けてください。

【頻脈性心房細動の場合】
1日1回2.5mgから服用を開始し、2.5～5mgで維持します。
・1回の最大服用量は5mgです。

※効果・効能・使用法は商品情報を和訳したもの、および一般的な薬剤情報を参考にしています。
お悩み宅急便では、服用および使用について一切の責任を負いかねます。

体調に異変を感じた場合には服用を中止して、医師による処置を受けてください。

【副作用の発現率】
本態性高血圧症、狭心症、心室性期外収縮：10.22％
慢性心不全：57.0％
頻脈性心房細動：11.5％

以下に当てはまる人はメインテートを服用できません。

・高度の徐脈、房室ブロック、洞房ブロック、洞不全症候がある
・糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスがある
・心原性ショックがある
・肺高血圧による右心不全がある
・強心薬又は血管拡張薬を静脈内投与する必要のある心不全がある
・非代償性の心不全がある
・重度の末梢循環障害がある
・未治療の褐色細胞腫またはパラガングリオーマ
・妊婦または妊娠している可能性がある女性
・ビソプロロールフマル酸塩にアレルギーの既往歴がある

以下の医薬品は、メインテートとの併用に注意が必要です。

・交感神経系に対し抑制的に作用する薬剤
・血糖降下剤
・Ca拮抗剤
・ジギタリス製剤
・クロニジン塩酸塩
・クラスI抗不整脈剤
・クラスIII抗不整脈剤
・降圧作用を有する薬剤
・フィンゴリモド塩酸塩

メインテート（コンコール）の概要、効果、服用方法、副作用・併用禁忌薬の情報は、以下のサイトを参考に編集しています。

KEGG「医療用医薬品：バイアグラ」
くすりのしおり「バイアグラ錠50mg」
シルデナフィル - Wikipedia