クリザンタ

クリザンタは、処方ピル・ヤーズと同じ成分のドロスピレノンとエチニルエストラジオールを配合した低用量ピルです。

脳下垂体に作用して卵胞ホルモンの分泌を抑え、排卵や子宮内膜の成長を抑制します。

主に月経困難症の改善に用いられますが、避妊にも有効です。

【効果】月経困難症の改善、避妊
【有効成分】ドロスピレノン、エチニルエストラジオール

クリザンタは、生理痛や生理不順といった月経困難症やPMS（月経前症候群）の改善に有効です。

服用により排卵が抑えられて子宮内膜の成長が止まり、月経時に起こる子宮収縮の痛みが改善されます。

クリザンタは、1シート21錠入りです。
21錠すべてを飲み切ったあとは7日間休薬し、29日目から次のシートの服用を開始します。

ホルモンバランスを保つために、毎日同時刻での服用が推奨されています。

飲み忘れた場合

飲み忘れに気付いた時点ですぐに1錠を服用してください。
なお、飲み忘れが2日以上続いても、前日分と当日分の2錠のみ服用します。
1日に3錠以上服用してはいけません。

※効果・効能・使用法は商品情報を和訳したもの、および一般的な薬剤情報を参考にしています。
お悩み宅急便では、服用および使用について一切の責任を負いかねます。

また、ごくまれに血栓症を生じることがあります。
服用後は体調の異変に留意し、下肢の急激な痛み、腫れ、息切れ、胸の痛み、激しい頭痛、四肢の麻痺・脱力などが生じた場合には、医師による適切な処置を受けてください。

以下に当てはまる人はクリザンタの服用ができません。

・35歳以上で1日15本以上の喫煙習慣がある
・血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患またはその既往歴がある
・重篤な腎障害または肝障害がある
・高血圧
・妊娠または授乳中、妊娠の可能性がある

また、以下に当てはまる人はクリザンタの服用に際して注意が必要です。

・40歳以上
・血縁者に乳がんや血栓症の既往歴がある
・高血圧
・心疾患やてんかんを患っている
・糖尿病を患っている
・肝臓、心臓、腎臓に病気の既往歴がある
・セイヨウオトギリソウを含む食品や薬を摂取している

クリザンタの概要、効果、服用方法、副作用・併用禁忌薬の情報は、以下のサイトを参考に編集しています。

KEGG「医療用医薬品：ヤーズ」