オーロリクス

オーロリクスは有効成分・モクロベミドを配合した抗うつ剤で、イギリスでは処方薬として認められています。
うつ病や不安障害のほか、ADHD（注意欠陥障害）にも有効であることが確認されています。
また、片頭痛や線維筋痛症の緩和にも用いられます。

【効果】うつ病、不安障害、ADHD、片頭痛など
【有効成分】モクロベミド

オーロリクスには、ドパミンやセロトニンといった神経伝達物質を分解する酵素（モノアミン酸化酵素A」の働きを阻害することで抗うつ効果を発揮します。

気分の激しい落ち込みや過度な不安・緊張などの症状は、神経伝達物質（セロトニン、ドパミン、ノルアドレナリン）が不足すると起こりやすくなります。
オーロリクスは、モノアミン酸化酵素Aの働きを抑えることで神経伝達物質の減少を防ぎ、症状を改善します。

こんな症状におすすめです

・気持ちが落ち込み過ぎて何も手につかない
・人前に出ると緊張して手や足が震える
・理由もなく涙が出てつらい気持ちになる
・好きなこともにも興味が持てなくなった　など

※症状により、用法用量が異なります。
※イギリスで認められている服用方法のため、服用については医師へご確認ください。

・うつ病
1日あたり300mgを、2～3回に分けて服用します。
症状に応じて、1日最大600mgまで増量可能です。

・社会不安障害
1回150ｍｇを1日2回、3日間服用します。
1回300ｍgまで増量可能です。

服用時の注意

・チラミンの摂取にご注意ください
チーズ、たらこ、サラミ、ビール、ワインなどのチラミンを含む食品・飲料と併用すると重い副作用が起こる可能性があります。

・飲み忘れた場合
飲み忘れに気づいた時点で、すぐに服用してください。
ただし、次の服用時刻が近い場合には、1回分を飛ばして構いません。
2回分をまとめて服用することは禁止されています。

※効果・効能・使用法は商品情報を和訳したもの、および一般的な薬剤情報を参考にしています。
お悩み宅急便では、服用および使用について一切の責任を負いかねます。

ほかに、入眠困難・悪夢・幻覚・記憶障害・皮膚症状・耳鳴りなどの症状が起こることがあります。

他の抗うつ剤（シメチジン）、片頭痛薬（トリプタン）、鎮痛剤（トラマドール）などとの併用は、相互作用の危険があります。

オーロリクスの概要、効果、服用方法、副作用・併用禁忌薬の情報は、以下のサイトを参考に編集しています。

Moclobemide - Wikipedia