ノルバスク・ジェネリック

ノルバスク・ジェネリックは、有効成分にアムロジピンベシル酸塩を持つ高血圧症や狭心症の治療薬です。
アムロジピンベシル酸塩は、高血圧症治療で欠かせない治療薬としてWHO（世界保健機関）に選ばれています。
日本国内ではノルバスクやアムロジンとして処方されています。

【効果】高血圧症・狭心症治療
【有効成分】アムロジピンベシル酸塩

ノルバスク・ジェネリックは、血管を広げることで高血圧症や狭心症を治療します。

・高血圧症
ノルバスク・ジェネリックは、血管の収縮を起こすカルシウムイオンの細胞内への侵入を阻害することで血管収縮を阻害。
血管が拡張されて血圧が低下することで、高血圧を治療します。

・狭心症
ノルバスク・ジェネリックは、心臓にある血管の冠動脈を拡張して酸素を含む十分な血液を心臓へと運びます。
さらに上がった心拍数を下げる作用により狭心症を緩和します。
※ただし、不安定狭心症への効果は期待できません。

有効率

国内臨床試験におけるアムロジピンベシル酸塩の有効率は以下の通りです。

・高血圧症
二重盲検比較試験において、本態性高血圧症に対する有効率は85.8％でした。
また、腎障害を伴う高血圧症に対しては80％、重症高血圧に対しては88.9％という有効率を示しています。

・狭心症
二重盲検比較試験において、狭心症に対する有効率は74％でした。
また、労作性狭心症に対しては82％、労作兼安静狭心症に対しては61.4％という結果が出ています。

※二重盲検比較試験：治験にかかわる全員がどのような薬を投与するのか一切知らずに行う試験

【高血圧症】

【狭心症】

服用量は症状に応じて適宜増減可能です。

※効果・効能・使用法は商品情報を和訳したもの、および一般的な薬剤情報を参考にしています。
お悩み宅急便では、服用および使用について一切の責任を負いかねます。

めまいやふらつきなどが現れるため、服用後は高所での作業や機械の操縦、車の運転を避けてください。

また重大な副作用として、肝機能障害・黄疸・白血球減少・房室ブロックなどが報告されています。

肝機能障害：全身倦怠感、食欲低下、皮膚のかゆみ、むくみ、腹水など
黄疸：白目が黄色くなる、倦怠感、皮膚のかゆみ、尿の色が濃いなど
白血球減少：細菌などに感染しやすい
房室ブロック：めまい、ふらつき、倦怠感、動悸、失神など

上記の症状が現れた場合は、服用を中止して速やかに医療機関を受診してください。

上記のほかにも持病や常用薬がある場合は、ノルバスク・ジェネリックを服用前に医師にご相談ください。

ノルバスク・ジェネリックの概要、効果、服用方法、副作用・併用禁忌薬の情報は、以下のサイトを参考に編集しています。

KEGG「医療用医薬品：ノルバスク」
くすりのしおり「ノルバスク錠10mg」
アムロジピン - Wikipedia