ピロカルピン点眼液2％

ピロカルピン点眼液2％は、緑内障治療薬として処方されるサンピロ点眼薬と同成分です。開放隅角緑内障や正常眼圧緑内障、閉塞隅角緑内障といった緑内障治療に用いられているほか、アメリカでは老眼への効果も認められています。

【効果】緑内障
【有効成分】ピロカルピン塩酸塩2%

ピロカルピン点眼液は、緑内障治療薬として処方されるサンピロ点眼液と同成分・同濃度の目薬です。

瞳孔と毛様体筋肉を収縮させることで眼圧を下げ、緑内障の進行を遅らせます。
緑内障の治療では、眼圧を低くコントロールすることが有効だとされています。

老眼に対する効果

有効成分のピロカルピン塩酸塩は、濃度1.25％が老眼にも有効であるとアメリカFDAに認められています。
瞳孔を収縮させる作用が遠近調節力を改善することから、老眼にも有効であるとされています。

1.手を洗って清潔にしてください
2.下まぶたを軽く引き、容器の先が目やまつ毛に触れないように注意し、1滴点眼してください
3.点眼後は数分間静かに目を閉じてください
4.点眼後に目頭を軽く押さえるとより効果的です
5.目から流れ出た点眼液は清潔なティッシュやハンカチなどで拭き取ってください

※2種類以上の点眼薬を使う場合
医師からの指示がなければ5分以上間隔をあけてください。

※効果・効能・使用法は商品情報を和訳したもの、および一般的な薬剤情報を参考にしています。
お悩み宅急便では、服用および使用について一切の責任を負いかねます。

重篤な副作用として結膜充血、角膜上皮障害、乾性角結膜炎、結膜萎縮、睫毛内反、眼瞼眼球癒着などが生じることがあります。
ピロカルピン点眼液を使用して目に異常を感じた場合には、眼科へご相談ください。

気管支喘息、網膜剥離、妊娠中、授乳中、高齢者に当てはまる人は、ピロカルピン点眼液の使用について医師または薬剤師にご相談ください。

ピロカルピン点眼液2％の概要、効果、服用方法、副作用・併用禁忌薬の情報は、以下のサイトを参考に編集しています。

KEGG「医療用医薬品：サンピロ」