ドロスジオール（ヤーズジェネリック）

ドロスジオールは超低用量ピル・ヤーズのジェネリック医薬品で、月経困難症の治療に用いられます。

卵胞ホルモンおよび黄体ホルモンの配合が少量に抑えられているため、頭痛や吐き気といった副作用が軽減されています。

【効果】月経困難症
【有効成分】ドロスピレノン、エチニルエストラジオール

ドロスジオールは、黄体ホルモン・ドロスピレノンが脳下垂体に作用してホルモンの分泌を抑制。排卵を止めて子宮内膜の増殖を阻害します。

子宮内膜には痛みの原因物質・プロスタグランジンが多く含まれていますが、子宮内膜が増えないことで月経中の痛みを和らげます。

避妊効果について

ドロスジオールはアメリカなどでは経口避妊薬として用いられていますが、日本では避妊に対する有効性は認められていません。
日本国内では、月経困難症の治療薬としてのみ処方されています。

ドロスジオールは1日1錠を28日続けて服用します。
28錠のうち白い4錠は偽薬です。

飲み忘れた場合

飲み忘れに気づいた時点ですぐに前日分を服用し、通常の時間帯に当日分を服用してください。

2日以上飲み忘れた場合は、前日分（1錠）のみ服用したあと、通常通りに当日分を服用します。
1日に3錠以上服用してはいけません。

※効果・効能・使用法は商品情報を和訳したもの、および一般的な薬剤情報を参考にしています。
お悩み宅急便では、服用および使用について一切の責任を負いかねます。

重篤な副作用として血栓症が報告されています。
急激な息切れ、四肢の痛み・脱力、むくみ、頭痛などを生じた場合には、医師へご相談ください。

以下に当てはまる人は、ドロスジオールを服用してはいけません。

・乳がん、子宮がんである、または疑いがある
・血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患またはその既往歴がある
・重い腎障害または肝障害がある
・高血圧
・35歳以上で1日15本以上の喫煙習慣がある
・妊娠中または妊娠の可能性がある、授乳中
・血栓性素因がある
・前兆を伴う片頭痛がある

ドロスジオール（ヤーズジェネリック）の概要、効果、服用方法、副作用・併用禁忌薬の情報は、以下のサイトを参考に編集しています。

KEGG「医療用医薬品：ヤーズ」