IF2点眼液（パタノール）

IF2点眼液は、国内でもっとも処方されている点眼液・パタノールのジェネリック医薬品です。
アレルギー症状を引き起こす物質・ヒスタミンの働きを阻害して、目のかゆみや充血といったアレルギー性結膜炎や花粉症の症状を改善・予防します。

ステロイド薬と比べるとやや効果は劣りますが、副作用が出にくく長期間使用できるというメリットがあります。
そのためかゆみや充血といった症状を持つ軽度のアレルギー性結膜炎の治療におすすめです。

【効果】アレルギー性結膜炎の改善
【有効成分】オロパタジン塩酸塩0.1％

IF2点眼液は、抗ヒスタミン作用と抗アレルギー作用の2つの作用により、目のかゆみや充血、涙目といったアレルギー性結膜炎の症状を改善します。

・抗ヒスタミン作用
有効成分・オロパタジン塩酸塩が、ヒスタミン受容体と結合してアレルギー症状を緩和します。
アレルギー症状はアミノ酸・ヒスタミンが受容体と結合することで起こります。
オロパタジン塩酸塩が先に受容体とくっつくことでヒスタミンと受容体の結合を阻害し、アレルギー症状を起こしにくくします。

・抗アレルギー作用
アレルギー反応に関与している肥満細胞から、アレルギーを引き起こす物質・ヒスタミンやロイコトリエンなどの放出を防ぎます。
アレルギーの初期段階で作用することで、予防的な効果が期待できます。

【点眼方法】
1.まぶたを開き、眼球と下まぶたの間に点眼
2.1～5分間まぶたを閉じて、鼻の根元（涙のう）をつまむ
3.眼を開く

使用時の注意点

・使用する際はコンタクトレンズを外してください。点眼後10分以上経過を待って装着します。
・点眼する際に、容器の先が直接目に触れないようにしてください。
・ほかの点眼剤を併用する場合は、5分以上の間隔を取ってから使用します。

※効果・効能・使用法は商品情報を和訳したもの、および一般的な薬剤情報を参考にしています。
お悩み宅急便では、服用および使用について一切の責任を負いかねます。

症状が長期化または重症化する場合は、使用を中止して速やかに医療機関を受診してください。

IF2点眼液（パタノール）の概要、効果、服用方法、副作用・併用禁忌薬の情報は、以下のサイトを参考に編集しています。

KEGG「医療用医薬品：パタノール」
くすりのしおり「パタノール点眼液0.1%」
オロパタジン - Wikipedia