アマリール

当サイトで取り扱い中のアマリールは、処方薬・アマリールの海外向け商品です。

アマリールは、SU薬（スルフォニル尿素薬）に分類される糖尿病治療薬です。
SU薬は70年以上の使用実績があり、開発時期によって第一世代・第二世代・第三世代に分類されます。
第三世代に属するアマリールは、従来のSU薬より作用が改善・副作用が軽減されており、糖尿病治療でもっとも用いられている薬の1つです。

※1型糖尿の治療には使用できません。

【効果】2型糖尿病の改善
【有効成分】グリメピリド

アマリールは、1.インスリンの分泌を促す、2.インスリンの感受性を高めるという2つの作用によって血糖値の上昇を抑えます。

1.インスリンの分泌を促す
インスリンを分泌している膵臓に作用。
ランゲルハンス島β細胞を刺激してインスリンの分泌量を増やします。
従来のSU薬に比べて作用は弱いものの、インスリンの過剰分泌による体重増加の副作用が出にくく、肥満の人でも使用できます。

2.インスリンの感受性を高める
アマリールは従来のSU薬とは異なり、インスリンの効き（感受性）を良くする作用も持っていると言われています。
そのため分泌されたインスリンの作用を十分に引き出し、血糖値を低下させます。

食事療法・運動療法だけでは十分な効果が得られない場合にのみ服用可能です。
ただし、服用中も食事療法・運動療法は続ける必要があります。

服用開始時は1回0.5〜1mgを1日1〜2回服用し、必要に応じて適宜増減します。
適切な服用量が分からない場合は、医師にご相談ください。

服用後は高所での作業・機械の操縦などは控えてください。
意識障害やけいれんを伴う低血糖が起こると、命の危険にさらされる恐れがあります。

※効果・効能・使用法は商品情報を和訳したもの、および一般的な薬剤情報を参考にしています。
お悩み宅急便では、服用および使用について一切の責任を負いかねます。

特に注意したい症状が低血糖と二次無効です。

・低血糖
血糖値が下がり過ぎてしまう状態を指します。
いつもと食事の時間が異なる時や飲酒をした際に起こりやすくなります。
手の震え・発汗・動悸・異常な空腹感などが現れたら低血糖を疑い、すみやかにブドウ糖や糖分の多いジュースなどを摂取してください。

・二次無効
服用開始時には得られていた効果が、膵臓の働きの弱まりにより途中から得られにくくなる状態です。
食事・運動療法の見直しや、ほかの薬への切り替えまたは併用、インスリン注射への変更を医師と検討してください。

上記の他にも持病や常用薬のある人は、アマリールの服用前に医師にご相談ください。

アマリールの概要、効果、服用方法、副作用・併用禁忌薬の情報は、以下のサイトを参考に編集しています。

KEGG「医療用医薬品：アマリール」
くすりのしおり「アマリール1mg錠」
グリメピリド - Wikipedia