ザジテン・ジェネリック

ザジテン・ジェネリックは、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、気管支喘息の症状を緩和する抗ヒスタミン薬です。
アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの働きを抑えることで、かゆみや蕁麻疹、鼻水、くしゃみといった症状の緩和や喘息の予防を行います。

処方薬・ザジテンの海外製ジェネリックであり、市販薬・ザジテンAL鼻炎カプセルと同じ有効成分を配合しています。

有効成分は国内で1983年から使用が認められており、豊富な使用実績を誇ります。

【効果】アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、気管支喘息などの症状緩和
【有効成分】ケトチフェンフマル

【適応症】
・気管支喘息
・アトピー性皮膚炎（蕁麻疹、湿疹、皮膚炎、皮膚そう痒症）
・アレルギー性鼻炎（鼻水、鼻づまり、くしゃみ）

アレルギーは、症状を引き起こす原因となるアレルゲンが体内に侵入することで起こります。
体内ではアレルゲンを撃退するためにヒスタミンという物質を放出。
ヒスタミンがヒスタミン受容体と結合すると血管が拡張され、鼻水や鼻づまり、皮膚が赤く腫れるといった症状を引き起こします。

ザジテン・ジェネリックがヒスタミンの働きを阻害して血管拡張作用を防ぐことで、アレルギー症状を緩和します。

各疾患への有効率

有効成分・ケトチフェンフマルを用いた臨床試験では、気管支症状には60％以上、鼻症状には59％、皮膚症状には66〜74％の改善率が確認されています。

服用量は、年齢や症状によって適宜増減します。適切な服用量は医師にご相談ください。

服用時の注意点

・花粉症の緩和で服用する場合
花粉が飛散する2週間前から飛散終了まで服用を続けてください

・気管支喘息の緩和で服用する場合
軽い気管支喘息の予防に服用できますが、他の薬の補助薬として使用します。
効果が出るまでは1ヶ月以上かかります。

※効果・効能・使用法は商品情報を和訳したもの、および一般的な薬剤情報を参考にしています。
お悩み宅急便では、服用および使用について一切の責任を負いかねます。

【副作用】
眠気、倦怠感、口の渇き、悪心、発疹、めまい、腹痛、体重増加、頭痛など

抗ヒスタミン薬の中では、眠気が出やすい部類に入ります。
服用後は車の運転や機械の操縦、高所での作業などは危険を伴うため避けましょう。

【服用禁止】
※次にあてはまる人はザジテン・ジェネリックを服用できません。
ケトチフェンフマルにアレルギーがある人、てんかんまたはその既往歴がある人。妊娠中または授乳中の女性

上記のほかにも持病や常用薬がある人は、ザジテン・ジェネリックを服用する前に医師へご相談ください。

ザジテン・ジェネリックの概要、効果、服用方法、副作用・併用禁忌薬の情報は、以下のサイトを参考に編集しています。

KEGG「医療用医薬品：ザジテン」
くすりのしおり「ザジテンカプセル1mg」
ケトチフェン - Wikipedia