ザイザル・ジェネリック

ザイザル・ジェネリックは、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎の症状を緩和する抗ヒスタミン薬です。
アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの働きを抑えることで、かゆみや蕁麻疹、鼻水、くしゃみといった症状を緩和します。

従来の抗ヒスタミン薬に比べて、口の渇きや排尿障害、眠気、ふらつきといった副作用が出にくいという特徴を持っています。

また、処方薬・ザイザルの海外製ジェネリックであり、ザイザルと同等の効果と安全性を持っています。
同じ抗ヒスタミン薬であるジルテックの改良版と言われており、ジルテックと同等の効果を持ちながら眠気の副作用が出にくくなっています。

【効果】アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎の症状緩和
【有効成分】レボセチリジン

【適応症】
アトピー性皮膚炎（蕁麻疹、湿疹、皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症）
アレルギー性鼻炎（鼻水、鼻づまり、くしゃみ）

アレルギーは、症状を引き起こす原因となるアレルゲンが体内に侵入することで起こります。
体内では、アレルゲンを撃退するためにヒスタミンという物質を放出。
ヒスタミンがヒスタミン受容体と結合すると血管が拡張され、鼻水や鼻づまり、皮膚が赤く腫れるといった症状を引き起こします。

ザイザル・ジェネリックがヒスタミンの働きを阻害して血管拡張作用を防ぐことで、アレルギー症状を緩和します。

アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎の改善率

レボセチリジンを用いた臨床試験では、皮膚症状には57〜80％、鼻症状には47％以上の改善率が確認されています。

【15歳以上】

高齢者が服用する場合は、半錠または4分の1錠などの低用量から開始してください。

【7歳以上15歳未満】※7歳未満の子供は服用できません

花粉症の症状緩和で服用する場合は、花粉が飛び始める2週間前から花粉が飛び終わるまで服用してください。

※効果・効能・使用法は商品情報を和訳したもの、および一般的な薬剤情報を参考にしています。
お悩み宅急便では、服用および使用について一切の責任を負いかねます。

【副作用】
眠気、倦怠感、口の渇き、嘔気、食欲不振、好酸球増多、ALT上昇、AST上昇など

ザイザル・ジェネリックは眠気が軽減されています。
しかし副作用の発現には個人差があるため、服用後は車の運転や機械の操縦、高所での作業などは危険を伴うため避けましょう。

服用禁止

次にあてはまる人は、ザイザル・ジェネリックを服用できません。

・重度の腎障害がある人
・レボセチリジンまたはピペラジン誘導体にアレルギーがある人
・妊娠中または授乳中の女性

上記の他にも持病や常用薬のある人は、ザイザル・ジェネリックを服用する前に医師へご相談ください。

ザイザル・ジェネリックの概要、効果、服用方法、副作用・併用禁忌薬の情報は、以下のサイトを参考に編集しています。

KEGG「医療用医薬品：ザイザル」
くすりのしおり「ザイザル錠5mg」
Levocetirizine - Wikipedia