ガルバス（エクアジェネリック）

ガルバスは、2型糖尿病治療薬・エクアのジェネリック医薬品です。
インスリンの分泌を促すことで上がった血糖値を下げます。

ガルバスは従来の糖尿病治療薬とは異なり、血糖値を適時・適度に下げるため低血糖を起こしにくいという特徴があります。
血糖値が高い時はインスリンを分泌させて血糖値をほどよく下げ、血糖値が正常値の場合はインスリンの分泌を促進せずに必要以上に血糖値を下げません。

また、ガルバスの食欲抑制や脂肪肥大化抑制の作用により、メディカルダイエットピルとしても使用されています。
間食が多い人や食欲に負けてしまうという人におすすめです。

【効果】2型糖尿病治療薬・ダイエット
【有効成分】ビルダグリプチン

ガルバスはインスリンの分泌を促進することで血糖値を下げる医薬品です。

インスリンはインクレチンというホルモンによって分泌が促されます。
しかし、インクレチンは酵素・DPP-4によって分解され、インスリンの分泌量が減少します。

ガルバスを服用するとDPP-4の働きを阻害。
インクレチンの作用が十分に発揮されてインスリンの分泌を促すことで、上がった血糖値が下がります。

ダイエット効果

ガルバスはメディカルダイエットピルとしても人気を集めています。

血糖値が高いと、糖が脂肪として体に蓄積されやすくなり太ってしまいます。
血糖値を下げることで脂肪の蓄積を抑制し、ダイエット効果を発揮します。

さらにガルバスには脂肪の肥大化阻止作用と食欲抑制作用があります。

脂肪が大きくなると実際の体重よりも見た目が太って見えます。
脂肪の肥大化を防いでダイエットをサポートします。

また食欲抑制作用で自然と食事量を減らして体重を落とします。
無理のない食事制限が行えるため、食べられないストレスによる暴飲暴食を防げます。

1回1錠を1日2回（朝・夕）に服用してください。
成分の血中濃度が高くなりやすい人（腎機能障害患者、末期腎不全患者など）は、1日1回（朝）1錠を服用します。
服用は水またはぬるま湯で行います。

ガルバスを3ヵ月服用しても効果が現れない場合は服用を中止し、ほかの治療方法に変更するため医療機関を受診してください。

※効果・効能・使用法は商品情報を和訳したもの、および一般的な薬剤情報を参考にしています。
お悩み宅急便では、服用および使用について一切の責任を負いかねます。

【副作用】
めまい、振戦、動悸、便秘、腹部膨満、多汗症、空腹、無気力症など
緩やかに作用するため、ほかの糖尿病治療薬に比べて低血糖を起こしにくいと言われていますが、万が一低血糖が起きた場合は、ブドウ糖やブドウ糖を含む食品を摂取してください。

【服用できない人】
ビルダグリプチンにアレルギーがある、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、1型糖尿病、重度の肝機能障害がある、重症感染症、手術前後、重篤な外傷がある、心不全、妊娠中の女性、20歳未満

【服用に注意が必要な人】
脳下垂体機能不全、副腎機能不全、栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事を摂っている、食事摂取量が不足している、衰弱状態、激しい筋肉運動をしている、過度なアルコールを摂取している、腹部手術や腸閉塞の既往歴がある、中等度以上の腎機能障害、透析中の末期腎不全、中等度以下の肝機能障害、授乳中に女性、高齢者

【併用注意薬】
糖尿病用剤、β-遮断剤、サリチル酸剤、MAO阻害剤、フィブラート系薬、アドレナリン、ホルモン剤、アンジオテンシン変換酵素阻害剤

ガルバス（エクアジェネリック）の概要、効果、服用方法、副作用・併用禁忌薬の情報は、以下のサイトを参考に編集しています。

KEGG「医療用医薬品：エクア」
くすりのしおり「エクア錠50mg」
ビルダグリプチン - Wikipedia